エスプレッソって苦い???

エスプレッソって聞いたことあるけど実際飲んだことないよね。
こんな方も多いかと思いますが、エスプレッソはイタリアのバール文化でごお存知の方も多いかと思います。イタリアではバールと呼ばれる軽食やお酒も取り扱うお店カフェが数多く存在し、人々は自分好みのお気に入りのカフェや自分の好きなコーヒーを淹れるバリスタを求めて、出勤前、昼休憩、仕事終わりと頻繁に行きつけのバールを訪れます。朝の目覚めの一杯、昼食でリフレッシュ、夜はお酒とコーヒーの組み合わせといったシーンに合わせた楽しみ、そしてそこでの会話を楽しむという文化が暮らしの中に根付いており、そこで定番とされるのがエスプレッソです。歴史的にはナポレオンの時代に発令された、「大陸封鎖令」により、フランス植民地でのコーヒー豆不足が起因した減量不足によって、コーヒーの量を減らした提供スタイルが見出されていったことが要因と考えられています。

 

実際のところどんな味がするの?と言いますと、いわゆる「苦い」というイメージ通りのものが多いかもしれませんが、そのため現地では大量のお砂糖を入れて最後はカップの底に沈むコーヒーがたっぷりと染み込んだお砂糖をスイーツ感覚ですくって嗜んだり、温めたミルクを少量混ぜたりと楽しみ方も多種多様です。近年は、スペシャルティコーヒーと呼ばれる生産~輸送~抽出まで丁寧に品質管理されたコーヒーの登場で、より個々のコーヒーの特徴を味わうことができるようになってきています。味わいとしては単純な苦味だけではなく、元々コーヒー豆が熟した果実の種であったことを感じさせてくれるようなフルーティーな印象や、華やかな香りを感じれるものや、チョコレートやナッツのような重厚感がある濃厚な印象なものまで様々です。

当店で提供させていただくエスプレッソも品質管理されたコーヒー豆を焙煎し、丁寧にご提供させていただきます。普段は飲みなれないものかもしれませんが、皆さんの新しい発見の瞬間をお届けできればと思っております。ぜひとも色んな方法でコーヒーを味わっていただければ幸いです。


 


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